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マスクで口紅が売れない!注目は保湿&目元商品(静岡県)

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今、コロナ禍でマスクをつけていて化粧が簡単になっている人も多いかもしれません。新型コロナウイルスの影響でマスクをするのが当たり前になりましたが、マスクが当たり前になったからこそ、新しいニーズが生まれているそうです。

<井端美彩子記者>「静岡市内のドラッグストアです。新型コロナの影響で商品の売れ筋が変わってきています」
 マスク不足や消毒用アルコール不足の時に行列ができるなど、コロナ禍の消費の変化の影響が表れやすいドラッグストア。いま、化粧品コーナーに意外な変化が起きているといいます。
<杏林堂営業本部 小笠原悠馬さん>「マスクで隠れる部分のメイク用品が例年ほど売れ行きではない」
 口紅の売り上げが大幅に減っているのです。なぜ、口紅が売れないのか。街で聞いてみると…。
<女性>「口紅は買わない。リップクリームは買うけど」「マスクをしているので、目から下はあまり(化粧を)しなくなった」
 そう、原因はマスクの着用。「どうせマスクで隠れるから」と顔の下半分のメイクをしない人が増えているので、口紅の売り上げが落ちているのです。しかし、その一方でよく売れている化粧品もあります。
<杏林堂営業本部 小笠原悠馬さん>「マスクしていて、顔が肌荒れしている人が増えているので、肌に優しくて保湿できる商品が特に人気が高まっている」
 マスク続きの生活で、肌荒れに悩む女性が増えたためか、保湿ケアの商品が2019年の2~3倍ほども売れているのです。特に、敏感肌にもいいと評判の温泉水100%の化粧水や高い保湿力のあるクリームが売れ筋だといいます。
<女性>「(マスクしていると)汗っぽくなる、かゆい」「4月ごろから(肌が)赤くなってきて、ティッシュをあてて赤くならないように気を付けている。皮膚科で薬をもらっている」「乾燥っぽくかさかさしてしまうので、それを補えるような化粧品に変えました」
 では、なぜマスク着用で肌がカサついてしまうのでしょうか。静岡市の美容皮膚科「スキンケアクリニック」の平野院長によると、マスクをしている間、肌は呼吸によって多くの水分を含みます。この水分が、マスクを外すと急激に蒸発してしまい、肌の細胞が一気にしぼんでしまうというのです。
<スキンケアクリニック 平野温子院長>「これからの季節は、外気がますます乾燥するので、ますます肌の水分が失われる。より一層、化粧水などで保湿をこまめにしてあげること(が大事)」
 マスク着用でさぼりがちともいえる女性のメイクですが、こんな声も聞こえてきました。
<女性>「メイクはしないと…と思っちゃう。目元のアイシャドウを濃くしちゃう」「ここだけしか出ないので、いつもよりはポイントをおくように気を付けている」「(目元は)ラメ入りのアイシャドウを買った」
 そう、顔の上半分だけで見た目が決まるため、目元のメイクに今まで以上に力を入れる人が増えているのです。そんな”マスク前提メイク”の売れ筋商品は?
<松坂屋静岡店営業部 平岩直久さん>「最近の変化ではアイシャドウやマスカラ、アイライナーなどの目元の商品が売れている」
 マスクをしていても存在感を出せる目元のポイントメイクとして人気なのが、キラキラとしたアイシャドウ。瞳に光が集まるため、目元を明るく見せます。また、肌に密着しやすいのに汗をかいても落ちにくいジェルライナーは黒目を大きく見せてくれるものが特徴です。
<松坂屋静岡店営業部 平岩直久さん>「目元に注目が集まるので、これまでメイクをあまりしてこなかった人が挑戦しようとしている人もいる。スキンケアや目元のメイクやこのタイミングでやってみようと注目が集まっていると思う」
#オレンジ6 10月12日放送

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